仕事が休みで、天気が良く風が穏やかな日は極力来ている観音崎。でもカサゴは釣れるが、その他の獲物は正直イマイチです。
そろそろアジや鯛が釣りたいと、オキアミを買って観音崎へ。

いつものようにボートを組み上げて出航。魚の群れを見つけるべく、マイ魚探、ホンデックスPS-611CNを睨みつつジグザグ走行していきます。
ボート釣りの釣果は、腕前の差はあるにせよ、まずポイントを知っているか否かでほとんど決まるように思います。
魚探で探すと分かりますが、魚のいるポイントは広い海の中でほんの一部。
ポイントが分かれば最短時間で直行。その分実釣時間も取れます。この差はとても大きい。
ボート釣りを始めて半年。観音崎に来るようになって4ヶ月あまり。少しずつポイントがわかるようになってきましたが、まだまだですね。修行あるのみです。
さて、なかなか魚影が見つかりません。アンカリングは多大な労力を要するので、ここぞという場所を見つけてから行いたい。それまでは小さな魚影を見つけてメタルジグを投げることにします。
魚探のフィッシュアラームが鳴る度にジグを落とします。以前これで大サバが釣れたのですが…うん。当たらない。
サバのように貪欲な奴でないとそうそう食ってくれないね。多分魚探の反応はもっと小さい魚だと思います。
このまま潮に流されつつ探っていこう…と考えながらジグを回収したら、何かがジグを追ってきた。と言うよりは、寄ってきたような?
ボートの直下を通って周囲を旋回しています。体長1m位で全身灰色。
サメ? カンパチ? でも何か違うよ?
盛んに海面に頭を出してこちらを伺うような?
プハープハー息継ぎしてるのが聞こえる。
イルカだ‼️ 子供のイルカ‼️
嘘でしょ?
興奮しながらスマホで動画を撮る。家族にも見せてあげたい。
暫くボートの回りを遊弋して姿を消しました。
胸の高鳴りが暫く続きます。まさか観音崎でイルカと会えるなんて。なんてラッキーなんでしょう。
今回は息子がいないのが悔やまれます。見たら喜んだだろうな~
一応動画を撮ったけど、イルカかどうか全く分からない。残念です。
さて、本来の目的である釣りに戻ります。
下げ潮で、西から東への早潮。魚探で海底地形を見ながら魚がいそうな場所を探ります。
水深35m付近で淡い魚影を見つけたのでここににアンカリングします。多少狙いを外しましたが面倒なのでこのまま釣り開始です(笑)
ビシにオキアミを詰めてタイ仕掛けで置き竿に。もう一本はジグサビキを準備します。
置き竿に反応があって、あげるとトラギス。何も釣れない可能性もあるのでキープしておきます。

再度投入。ジグサビキの準備が出来たので上げるとまたもトラギスが付いてる。棚が低いのかな?

再度投入。少し棚を上げて置き竿にしておきます。
一方、準備したジグサビキを試します。本来は防波堤から投げるためのものらしいですが、ボートで使えないということはないんじゃないか?
置き竿とは反対側に投入。シュルシュルと道糸が出ていきます。潮が早いので45度位の角度です。
そろそろ着低するかな?と思っていると道糸が出る速度が急に上がった。
これは!
スプールを戻して軽く合わせを入れるとグイグイと手応えがあります。
何が来たのかな?サバかな?
ドキドキしながら上げるとアジでした!今までどうしても釣れなかったアジですが、やっと観音崎で釣れました。観音崎初めてのアジはジグサビキ!

群れが去る前に追釣しようと直ぐに投入。何度か底を取り直しているとアタリ。またもアジでした。

ジグサビキやるじゃん。しかし潮が早くて底が取れなくなってきました。
置き竿にしていたビシ仕掛けの方にアタリが出ました。グイグイと重みのある引き。これはサバかな?とおもったらアジでした。大切にタモ取りすると30cmを越えた良型でした。

その後またも、置き竿が引き込まれます。急いで竿を手に取り巻き上げます。手応えがあるのは潮が早いからだと思いますが、やはり期待してしまう。
上がったのはアジ。これも30cmを越える良型。型が良くなってきましたね。

その後は餌取りが多くなりましたが、良型アジ1尾、カサゴも追加して終了となりました。

この日は海草が流れてきて邪魔ですね。道糸に絡むのでやりにくかった。

今回は初めて観音崎のアジを釣ることが出来たし、ジグサビキも効果があることを確認出来ました。まさかのイルカにも出逢えたので、大変満足な1日でした。

観音崎のアジはタタキとなめろうにしました。身がプリプリと締まっていて、噂に違わぬ旨さでした。今まで食べたアジの中でも一番かも知れない。

これは当分、アジ狙いが増えそうです。
イルカ良かったですね!
マイボート憧れます
ありがとうございます
本当にラッキーでした。
子供がいたらもっと喜んだと思います。
マイボート、気軽ではありませんが決して特別なものではないと思います。
防波堤や釣り船に物足りなさを感じたらチャレンジしてみてはいかがでしょう。