前回釣行時に発見した船底の穴。空気漏れを起こしていて、このままでは出航出来ません。と言うわけで、早速補修に取りかかりましたので、作業の様子をアップしてみます。

まずは室内にボートを広げ、穴の空いた箇所を確認。割と目立つ傷なのですぐ見つかりました。


ボート付属品のリペアキットを取り出します。

中にあるのは、リペア用PVC生地2枚・接着剤2本・エアバルブ用のレンチ

少し前にエアバルブが破損して交換したときに、エアバルブとレンチのセットを買ってしまったんですが、レンチはリペアキットの中にあったんですね。余計な買い物をしてしまいました。
3月に行ったエアバルブ交換の時の様子はこちらhttps://www.yuruyuruuminchu.com/2020/03/31/309/
ハサミでリペア用のPVC生地を必要な大きさに切り取り、角を取る。角があると剥がれやすくなるそうです。少し大きめに切り取ることにしました。

ボートの説明書には無かったのですが、接着させる補修用の生地と穴の周辺の生地を紙ヤスリで削りました。どこかの動画でそうしていたし、接着剤の効果が上がりそうに思ったので。(確証はありませんが)


次にPVC生地をボートに当てて、その周辺に養生のテープを貼ります。これをキチンとやると接着後の仕上がりがキレイになると思います。

次に適当なところに養生テープをPVC生地より広く貼り、その上に養生テープを丸くして両面テープ的に使えるようにします。これは補修用の生地に接着剤塗る時の作業台となります。

ここまで準備出来たら、いよいよ接着剤を塗っていきます。
まずは補修用の生地を先程の作業台に貼りつけ、接着剤を塗ります。説明書には薄く延ばすと書いてありましたが、たっぷり塗らないと上手く延ばせませんでした。

次いでボート側にもぬりぬり。
塗ったそばから乾いていくので手早くやる必要がありました。『塗る』というよりは『塗りたくる』イメージですね。
このまま3分放置。少し乾いたらもう一度同じように接着剤を塗って3分放置。
さらにもう一度(3回目)接着剤を塗って、今度は10分放置。接着剤の表面がなんとなく乾いたら、補修用の生地をボートに貼ります。
空気が入らないように中心から周辺へ向けて強く押して圧着させる。

最後は重石を乗せて24時間放置すれば完了です。取り敢えずコンクリートブロックを乗せました。

肝心な仕上がりの写真を撮り忘れましたが、無事空気漏れは止まりました。仕上がりは接着剤がはみ出してお世辞にもキレイではありませんでした。養生テープではなく、マスキングテープを使えばもっとキレイに出来たように思います。
とにかくこれでまた沖に出られます。
今のところ空気漏れはないけれど、船底にはあちこち傷が出来てました。いずれそこからも空気漏れがあるのでしょうか…
ゴムボートは空気を抜けばコンパクトに収納できるけど、脆弱さは否めないですね。このペースで使っていくと、1年後はどうなるのか少々不安です。
まあ、上手くメンテナンスしながら使っていきたいと思います。