今週の休みも天気が良さそうなので、息子を伴い観音崎へ。
息子を誘うと喜んでついてきた。先日カサゴの入れ食いを経験して釣りの楽しさがわかってきたみたい。『我が相棒作戦』は成果を上げつつあるようだ。
そろそろマダイが釣れる(らしい)時期なので、彼らを迎え撃つ準備をするのが今回の目標。
しかしながら、個人的にはこの時期釣り船でマダイを上げたことが無い。秋のほうが釣れると思っているが、一般にはこれからの時期が一番釣れるとされている。
ボート釣りも慣れてきて、そろそろ大物が欲しいのである。
そんなわけで準備して砂浜へ。艤装というほどではないけれど、今回は船首に買物カゴを取り付けた。

塩ビパイプを四隅に取り付けてロッドホルダーとし、カゴの中にアンカーやロープリールを納める。その上にトレーを置いて作業台にすることも出来ると思う。

実際の使い勝手はやってみないとわからないけど、やりながら改良していこう。
さて、出航して鯛が居そうなポイントを探す。
う~む、わからん。


ウロウロしていると魚探に反応が。これはアジだろうか?水深25m。取り敢えずここでやってみよう。
息子の竿にアジ仕掛けを用意し、オキアミを付けて投入すると程なくアタリ。ベラとカサゴか上がった。

続いてベラとショウサイフグ。いつもの面子が登場する。

しかしその後アタリが無い。魚探の反応も薄くなっている。息子も退屈してきたようでカサゴのポイントに行きたいと言う。
仕方ないので移動を決意。アンカー抜きにかかる。根掛かりしているが、アンカーロープを力の限り引っ張るとガコッと外れた手応えがあった。
良かった良かった。毎回疲れる作業だ。
ロープを手繰り、残り3~4mだけ残してアンカーをぶら下げたまま移動開始。すぐ先のカサゴ実績ポイントに到着。
では再度アンカーを投入…と思ったらロープが切れてアンカーが無い!ちょっと待て。オイオイなんで?さっきは間違いなくアンカーのウエイトがあったのに。
スクリューに巻き込んだ?イヤ、アンカーをぶら下げたままスクリューにいくことはないだろう。根掛かりでロープが傷んでいて、移動中に切れて脱落したか。

自作アンカーの原価は数百円程度なのでダメージは少ないが、序盤でアンカーロストは痛い。子連れの釣りはアンカリングしないと釣れる気がしない。
やむを得ないので久しぶりのバケツアンカーで流し釣りにする。
船は西から東に流されている。実績ポイントを通過するように流してみるが、思うようにいかない。
風が強くなってきてバケツアンカーを使ってもすぐに流されていく。潮も早くなって釣りにくい。それでも小さめのカサゴが上がったのでおかずはなんとか確保。

ますます風が強くなってきて流される速度も早くなった。まだ13時だが、今日は諦めよう。
浜に向かう途中、次回のポイント調査をするために蛇行していると、魚探の等深線に無い深場があった。岸に寄ったので風も緩い。もう少しだけやってみることにした。
タイテンヤ仕掛けでの流し釣りを試してみる。
潮が早くラインが斜めに入って釣りにくい。底付近で海老を躍らせるようにしゃくるとゴツゴツとアタリ。上げるとオニカサゴ。

もっと大きければ良かったが、このサイズはリリース。元気に帰っていった。
流し直す度に反応があるが針掛かりせず、根掛かりでテンヤを失ったので撤収。浜に向かう。
今回はアンカーをロストしたので消化不良。息子にももっと釣らせてやりたかった。

駐車場でボートを洗っていると、ランチングホイールを固定する金具に破損を発見。ちょっとした段差を乗り越えた時に無理な力がかかったようだ。


すぐに修理しないとな…アンカーももう一つ作ることにしよう。などと思いつつ片付け完了。家路を急ぐ。
今日目的としていた鯛狙いはほとんど出来なかった。子供同伴の時は自分の釣りより子供を楽しませることを重視しないといけませんね。大物狙いは一人釣行の時にしよう…と考えつつ自宅に到着した。
カサゴの唐揚げを肴にビールを呑む。うーん、旨い!これこそ海の恵みです。みんなもっと釣りをすればいいのにな。
来週は晴れるかな?一人釣行の時にはもっと大物を釣り上げるのだ!