先日カサゴが多く釣れたことに気を良くしたワタクシ。またまた観音崎にやって来た。

今回は嫁さんと子供を連れてのマイボート釣り。3人乗船は初めてだ。
愛船のジョイクラフト、ブルーサファイア295はこの手のパワーボートではスリム、軽量であり少々狭い。3人乗って問題なく釣り出来るか検証するのが最大の目的なのだった。
この日はファミリーフィッシングと言うことで、のんびり出発。途中コンビニで食料とオキアミを購入して現地到着は11時。(遅っ!)
のんびりしすぎたと思ったが、ボートを組み上げて砂浜へ。出航は11:50になってしまった。
カサゴが釣れたポイントに移動してアンカリングポイントを探す。
魚探で魚がいる場所を確認、船が流される方向を確認してイザ投入。
残念ながら失敗。アンカーを上げてやり直し。2回目は思った場所に着けることが出来た。
遊漁船ならすぐに釣り始めるシチュエーションだが、ボート釣りはここから準備が必要。まずオキアミを海水に浸して解凍。嫁さんにはアジ仕掛け、息子には扱い易いカサゴ仕掛けを準備してあげる。
息子は待ちくたびれた様子だが12:30、ようやく実釣開始。嫁さんが仕掛けを下ろすとすぐにアタリ。ファーストヒットはベラ。続けてカサゴ。
息子の竿にもアタリがあり、カサゴが釣れた。やはりここはカサゴの魚影が濃いようだ。短時間勝負なのでありがたい。ありがとう、カサゴ君。
3人乗っての釣りは狭かった。釣り船と違って身動き取れない。3人乗ると物の配置も勝手が違う。先頭に子供、中央に嫁さん。私の釣り座は後部のチューブだ(笑)
嫁さんと子供の餌付け、根掛かりやライントラブルの処理に忙しく釣りが出来ない。こうなったら釣りは息子に期待しよう。
私『今日のおかずは任せたぞ!』 息子『オッケー!』
仕掛けを投入する度になにかしらヒットするので、息子は嬉しそうだ。『楽しいね~❗️』だって。
そうだろう、そうだろう。(相変わらす魚に触れないけど)
その後も順調に釣れていく。カサゴ、ベラ、ショウサイフグ、スズメダイ、メバル、ウミタナゴ、など。

もう少し釣りたかったが、嫁さんが疲れてきた模様。やはり狭いボートで不自然な体勢は苦しかったのだろうか。丁度風が強くなってきたので予定より早く上がることにした。短時間だがおかずは十分だ。
いつも緊張するアンカー抜き。うーん…抜けない(-_-;)
ロープを金具に固定してボートを前進。推力で引抜きにかかる。ゴリっという感触がボートに伝わり前に進み出す。よし、上手くいった(^O^)
砂浜に帰着し、駐車場までボートを運ぶ。タイヤが砂に沈んだボートは信じられないほど重く、この時が一番しんどい。息子が後ろから押しているはずなのにいつもより重いような?
やっとの思いで砂浜を脱出して駐車場に到着。ここから片付けが二時間ほど。ゴムボートの辛いところだ。
息子と嫁さんは疲れたようで車内で放心している。お疲れ様。今のうちに休んでてくれ。


片付けを完了して家路につく。運転しながらいつものように今日の釣行を振り返る。
今日も無事アンカーを回収して良い出来だった。でも3人乗ったらやはり狭かった。どうやったら快適な釣りが出来るかな…。家族での釣行なら荷物をもっと減らす必要があるな…。
自宅に帰って残りの片付けをしたら、本日の収穫をありがたく頂く。
ベラは刺身と塩焼き
ウミタナゴは塩焼き
カサゴは刺身と唐揚げ
メバルは煮付け
手軽に釣れる魚たちだけれど、どれも美味しい。新鮮な魚を味わえるのは釣り人の特権。みんなもっと釣りをすればいいのにと思う。



ウミタナゴは胎生魚と言って、体内で卵を孵して稚魚を育てているそうな。捌くと腹から稚魚がわらわらと出てきます。その稚魚は醤油とお酒に浸けて翌日食したら美味しかったです。釣ったからには余さず頂くのが流儀でございます。
マイボート釣り、大変だけど楽しい。釣り嫌いの息子も以前よりは好きになってくれたようだ。(´ー` )ヨシヨシ
そろそろ赤くて大きいの釣りたいな…。