昨日エアバルブの修理が完了したマイボート、ジョイクラフトブルーサファイア295を伴って観音崎にやって来た。

相模湾に出航したい気持ちはあるが、同じエリアを繰り返したほうが釣りの精度が上がると思っている。風向き次第だが、暫くは観音崎を攻めようと思っている。
さて、前回カサゴが好調だった場所でやり残したこと。それはカワハギがいるのか確かめること。
この時期はカワハギも少ないかも知れないが、一匹くらい釣れてもいいんじゃないかと期待している。今回は息子もおらず一人釣行なので、じっくりリサーチしよう。
いつものようにボートを組み上げ、砂浜に運び出航準備完了。

隣にカヤックフィッシングで一休みしている方がいらしたので、挨拶がてら状況を聞いてみる。
アタリが一回あったが針掛かりしなかったそうな。仕掛けを見るとタイラバをやっていたようだ。
お礼を言って出航する。ポイントに向かう途中、半年前にこの観音崎でカヤックフィッシングをやったのを思い返していた。その時は太刀魚が1尾釣れただけだったな。あの時もタイラバだった。
目的地は前回のポイント。前回は思った場所につけられなかった。今度こそ狙った場所につけてやるぞ~!

が、今回もややずれた場所になった。ホントに難しいな。面倒なのでこれでやってみよう。
ビシアジ仕掛けにオキアミを付けて置き竿に。その間にカワハギ仕掛けを用意していたらプルプルとアタリ。
ファーストヒットはやはりカサゴであった。

餌を付け直して再び置き竿に。カワハギ仕掛けを下ろして様子を見るがアタリ無し。
アジ仕掛けを上げると餌は無くなっているので餌取りはいるようだ。
カワハギだったりしないかな?期待に反してカワハギ仕掛けのアサリは取られない。
根掛かりに気を付けながら誘うが反応が無い。見るとアジ仕掛の置き竿のに小さなアタリがある。
上がったのはメバル。やや可愛いサイズだがキープする。

カワハギ仕掛には相変わらすアタリが無い。ウンともスンとも言わない。
仕掛けを上げてもアサリはそのまま。こりゃダメですね。
さっさと諦めてアジ仕掛の方に専念する。今回は前回のように入れ食いとはいかないようだ。
置き竿にしてオキアミの尻尾をカットしているとやや強いアタリが。ワクワクしながら巻き上げるとカンカンと引いてくる。
この引きは覚えがあるよ?嫌な予感…
上がったのはショウサイフグ。やっぱりお主かい!

ショウサイフグをリリースしてカサゴを追釣。今回は渋めです。
その後はカサゴとショウサイフグが交互にポツリポツリ釣れていく。


出航か遅かったのでもう上がる時間になってしまった。
次回のために次のポイントをリサーチしつつ浜辺に帰着した。

駐車場に行って片付けを始める。今回はポリタンクに水を持参した。駐車場でボートを洗い、仕舞うことを試してみる。自宅に帰ってからもう一度ボートを膨らませて洗うのは大変なのだ。
持参したポリタンクからバケツに水を入れ、ハサミ、ペンチ、ロッドキーパー、ロープリールなどを放り込んで塩抜きする。
釣具入れに使っているドカットなどの入れ物、ランチングホイールなどボートの装備もどんどん洗っていく。
小物が済んだらタオルに水を含ませてボートを洗う。ボートの底面を洗い、ひっくり返して上面と側面を洗っていく。
ポリタンク一つでなんとか間に合った。あとはボートを乾燥させれば良い。
ボートの片付けは大体一時間半かかる。決して嫌ではないが、もう少し短縮する方法は無いものかな?
駐車場の傍らにあった売店を覗くと有り難いことにドリップコーヒーを売っている。コーヒーとクッキーを買って車の荷台に腰掛けて小休止。乾かし中のボートを眺める。労働あとの一服みたいで悪くないですね。

今回は出航、撤収ともスムーズだった。アンカーも無事回収して、今までで一番問題ない釣行だったと思う。
そろそろ大物が釣りたいな。やっぱり真鯛が釣りたい。ボート釣りも多少上達したし、釣り仲間を呼んでも良い頃かな?
もう3月も終わる。乗っ込みシーズンまであと少し。鯛のポイントを見つけないといけないよな~
ボート釣りの世界は奥深い。まだまだ勉強せねばと気を新たに家路につくのだった。