先週破損したマイボートのエアバルブ。

ボート3気室のうち一番前側(バウ側)の気室に充気出来ない。このままでは危険、というより出航すら出来ない。まだ購入して間もないので保証期間中である。まずはジョイクラフトに電話して聞いてみる。
概要を話すと、販売店に相談すればエアバルブの費用は対応してもらえそう。(保証は1年間でなぜか1回限りの対応である)
だが待てよ、この先もっと大きなトラブルが発生する可能性もあるな。穴が開いたりするかな? 考えた末に今回は保証を使わずに自己負担で対処することにする。
ジョイクラフトの女性によると、ボートを畳むときにバルブのキャップを閉めないと、キャップが弁に当たって折れることがあるそうな。確かに畳むときにそこまで気を付けてはいなかった。でも折り畳みながら空気を抜いていくので、キャップ閉めたら仕舞う時に苦労するような…。
エアバルブを注文するついでに予備のエアバルブ一個。それから、エンジンオイル・ギアオイル・プロペラなどのホンダ船外機メンテナンスセットを購入した。そろそろエンジンオイルも交換したほうがいい時期だと思う。
今日は注文したエアバルブが届いたので交換する。ついでにアンカーをもう一つ自作するとしよう。
まずエアバルブとエアバルブ専用レンチを取り出す。これで価格は4000円。レンチ無しなら3500円位です。レンチはラジオペンチで代用でも大丈夫みたいです。


破損したエアバルブにレンチを差し入れ、反時計回りに回すとあっけなくバルブが外れた。そして新品のエアバルブを装着して締め直す。





……以上。修理完了。
思った以上に簡単だった。空気漏れがないか確認するために、石鹸水をバルブ回りにスプレーしたが問題無いようだ。
次にアンカー自作に取り掛かる。一つ自作して今のところ大丈夫だが、いつ根掛かりで失うかわからない。
前回は1リットルのペットボトルを使ったが、やや頼り無いので1.5リットルのものを使う。
材料は以下のもの。
●ペットボトル(1ℓか1.5ℓ)
●インスタントコンクリート
●長ネジ太さ8ミリ、長さ1メートル1本
●袋ナット4つ
●打ち込み棒25センチ1本

原価は500~600円程度?です。
手順は以下のとおり
①購入した長ネジを50cmにカットする(カインズホームの工作室で糸ノコを借りてカットしてきた)
②ペットボトルの上部を切り取ってコンクリートを入れやすくする
③ペットボトル下部に孔を空け、長ネジをクロスに差し込む(長ネジをクロスさせるので穴の位置に気を付ける)
④インスタントコンクリートを水と混ぜ、ペットボトルに流し込む
⑤打ち込み棒の先を少し曲げて差し込む(曲げるのは抜け防止のため)
⑥3日間ほど乾燥させる
⑦乾いたら汚れを洗い流す
⑧ボートを保護するための袋ナットを取り付ける(③の後ならいつでも良い)
……以上、完成。




これらは『2馬力ゴムボート 釣り大好き』というブログで拝見した自作アンカーそのままです。先人たちのおかげで私たち駆け出しボートマンは助かります。
と言うわけで明日も天気が良さそう。修理した2馬力ゴムボート、ジョイクラフト ブルーサファイア295で海に繰り出すとしよう!
次はどんな発見があるかな?