
昨日に続いてマイボート ジョイクラフト ブルーサファイア295を駆って葉山沖に繰り出した。
今までは操船と片付け、船内の道具の使い方を検証するのに費やしてきたが、今回からは釣果を目指していこう。

今までタイラバやメタルジグを試しても反応は無かった。
この名島周辺はボート店が多く、魚たちもコマセ慣れしていて、タイラバに興味を示さない可能性がある。
今回は私もコマセを試してみるつもりだ。葉山新港に着く前に釣具店に寄ってコマセとイサキ仕掛けを購入した。
準備して出航。名島を目指す。


コマセ釣りと言うことで、初のアンカーを使ってみる。
持っているのはフォールディングアンカー。ロープは30mしかないのでごく浅い場所でしか使えない。それより深い場所ではバケツを使ったシーアンカーで試してみる。写真は撮り忘れてしまった。
船宿ではコマセバケツとロッドキーパーを固定する場所が予め決まっていて、足元にバケツ、ロッドキーパーの下にハサミ、ペンチ、付け餌等を置いて作業する。実にやり易い。
対して狭いゴムボートでは勝手が全く異なる。物の配置から試行錯誤だ。
とにかくバケツに海水を汲み、凍ったコマセを入れて融かす。融けたら海水を捨て形のよいオキアミの尻尾をハサミでカットしておく。
竿に天秤と40号のサニービシをセットして3本針のイサキ仕掛けを付ける。後はアンカーを投入してボートを固定しよう。
フォールディングアンカーを投入したが、上手くいかない。
店で買った状態のロープは丁寧に巻かれていて、簡単には真っ直ぐに伸びない。投入途中に絡まって玉になったので今回の使用は断念した。今度は巻き取るやつ(ロープリールと言うらしい)を使ってリトライしよう。
従って、バケツアンカーを試す。風は北西方向から吹いている。アンカー無しだとハッキリと流されているのがわかる。
バケツはアマゾンで注文した。ゴムボート釣りの情報を多数公開している『ゴムボ倶楽部』さんのサイトで紹介されていたので真似させて頂いた。
使ってみるとなるほど、流される速度が遅くなった。感覚的には半分の速度になった印象。これで仕掛けを投入して実釣開始。
マイ魚探、ホンデックスPS -611CNによると底から2m程度の場所に反応がある。コマセを振ってしばらくすると竿先にククンと反応が。
上がってきたのは可愛らしい豆アジ。小さいがマイボート初釣果である。万歳❗️

次の投入ではこれまた可愛らしいウリンボ。
次は豆アジ2匹。続いてウリンボと小鯛。更に小鯛2匹。




この辺りは小さいのが固まっているのだろうか。あまりに小さい鯛はリリースして、ましな大きさの鯛だけキープした。

バケツアンカーを使ってもそれなりに流されるので場所を入れ替えつつコマセを振るが釣れるのは小さいのばかり。もう少し大きいのが欲しいな。
アジやイサキが釣れなくなり、小鯛はポツポツ上がる。同じポイントをジグザグに探るのも慣れてきた。
コマセを使うと狭い船内がより狭くなる。やはり竿立てとロッドキーパーのようなものが必要だろうか。少しでも船内を広く使えるように工夫しなければ。
先に買ってしまうと失敗しそうなので、徐々に揃えていこう。
時間になったので港に向かう。葉山新港で片付けは1時間半はかかる。水分を拭き取ってよく乾かさないとボートの接着剤が弱り、剥離の原因になると言うので雑には出来ない。
片付け完了して家路につく。
釣った小鯛は鯛めしに、アジとウリンボは唐揚げにした。


ボート釣り初釣果を祝ってスパークリングワインで乾杯した。
今回も反省点や発見があったので、次回に活かしていこう。自分なりのやり方を模索するのもボート釣りの魅力なんだと思う。